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- Day2 -
Glen Craig
in
Glen Craig
: 2008/10/12
Glen Craig での2種目の
Haworthia
に出会うことができた。
わりと開けた場所で、ゆるい斜面には痛いほどの陽が射していた。本当にこんな日陰がない場所に陰性の多肉植物が育つ環境があるのだろうか?
しかし、荒野の中、目線の先にはスッと一本の緑の線が見える。よく見ると細い川が流れている。まったくの乾燥地帯でもないのか。
Haworthia pallens
: 2008/10/12
そして予想とは裏腹にこの産地では容易にその植物を発見することができた。
岩が地面にゴロゴロ転がっており、
Haworthia pallens
は必ずその岩の隙間、
縁に自生している。
Haworthia pallens
: 2008/10/12
Haworthia pallens
: 2008/10/12
直射日光が照りつけているにも関わらず、葉先は枯れることなく、鉢の中で栽培しているより調子が良さそうだ。
この産地にはかなりの数が自生している。
よく観察すると古い外側の葉には僅かな鋸歯があるが、新葉に鋸歯はなくツルンとしていることがわかる。かつて浸透交雑した片親には鋸歯があったのだろう。
Haworthia pallens
: 2008/10/12
Haworthia pallens
: 2008/10/12
地面に這いつくばって写真を撮ると、地面と正反対な色に驚く。陽が当たり窓が非常に綺麗だ。右の写真の個体はは葉がこれでもかと言うほどに開いている。
真っ直ぐに伸びる葉、駄物扱いされそうな黄緑色、色づいた葉脈、この美しさは原種好きには格別だ!
これだと目立ってしょうがない気がするが、地面から離れてみると意外に地面と馴染んでいるのがおかしい。
Ornithogallum caudatum
: 2008/10/12
Adoromischus
sp.
: 2008/10/12
Ornithogallum caudatum
がゴサゴサと群れている。葉先が無くなっているのは食害か枯れか?ブッシュのなかにはちらちらと
Adoromischus
が転がっている。
Haworthia pallens
: 2008/10/12
日光から体を遮るものがないことへのわずかな抵抗か、どの個体も岩とブッシュに囲まれている。やはり多少は水分条件が良いのだろう。なんとも慎ましい植物だ・・・。
同じ産地でも先の
Haworthia cooperi
の方が周囲のブッシュが茂って日陰が多く、鈍頭で地面に潜っており、よほど直射日光向きのような気がするが・・・。
両種の微妙なすみわけが不思議だ。
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